メールマガジン「ベトナム株情報」 VOL.36
2009.7.28
 
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CONTENTS●
 
01. 証券会社が見る市場動向(7月27日~31日まで)
02. カテゴリー別 週間☆アクセスナンバーワン!ニュース
(7月20日~7月26日)
      セレクト<見る素材>
03. 噂のうわさ話
      不動産銘柄の巻
04. サイゴン・街角風景
   「
結婚式の贈り物

 
 
01. 証券会社が見る市場動向(7月27日~31日まで)
 
  FPT証券

   VNインデックスが週末に大幅に反発し、先々週より6.07%増加し、454.71となり
ました。

   しかし、売買高と売買代金は先々週よりやや縮小し、平均売買代金も8,614億ドン
(約44億1,740万円)、平均売買高は2,494万5,000株に留まりました。

   上昇原因はいくつか挙げることができます。

   まず、米国を始めとする世界証券市場がこのところ再び回復基調にあることです。

   次に、かなり長期間に亘って狭い幅の中で変動してきたため、VNインデックスは
その傾向から抜け出そうとしたというところでしょう。

   更に、ぺトロベトナム化学肥料[銘柄コード:DPM]ホアファットグループ[銘柄コー
ド:HPG]
ダナンゴム[銘柄コード:DRC]など、多くの上場企業が良好な上半期業績
を発表していることも要因となっています。


   先週末には短期預金口座から証券取引口座に資金を切り替えた投資家も大勢いた
ため、VNインデックスは今週も更に上昇するでしょう。

   ただし、今回の主な上昇要因は外部要因(世界証券市場の上昇)であるため、国内
からの好材料が出て来なければ、長期的な上昇は望めないでしょう。

   現金保有率・株式保有率をそれぞれ50%としておくことが安全策として有効でしょう。
上昇傾向が補強されれば、サイゴン証券[銘柄コード:SSI].やバオベト証券コ[銘柄コー
ド:BVS]
リー冷蔵電気工業[銘柄コード:REE].などの銘柄に注目すべきです。


   サイゴン証券[銘柄コード:SSI]

   今週は売り圧力が増大するのではないしょうか。新しい傾向が確立されるまでは、
1営業日の売買高・売買代金が大幅に増加する可能性が高いと見ています。

   大手上場企業の第2四半期業績が発表されています。ただしハノイ市の7月の鉱
工業成長率が楽観的とはいえないことは、消極的な兆しです。

   世界株式相場がかなり長期にわたって上昇してきています。そのため調整局面
に入る可能性もあります。そうなればベトナム株式市場にも消極的な影響が及ぶ
可能性があります。

   短期投資家は株式を購入してもよいと思いますが、これまで購入を続けて来た
投資家(海外投資家を含む)の売り圧力に直面しなければならないでしょう。

   短期的上昇傾向が弱まれば、今週は株式保有者は利益確定をするべきでしょう。

   しかし、VNインデックスが大幅に調整局面に入ることはないという意見はその
ままです。そのため、VNインデックスが調整が入れば、より低い価格で購入する
ために、株式売却を検討してよいのではないでしょうか。


   ホーチミン市証券[銘柄コード:HCM]

   短期的には過剰に悲観的に株式市場を見ていました。しかし中期的には、以前
の意見を変えるつもりはありません。国家中央銀行が財務省短期証券発行の噂を
否定しましたが、下半期信用成長率目標が下方修正されたことは事実です。金利
支援策の一部が中止されることも考えられるでしょう。

   どちら共株式市場には消極的な影響を与える要因です。

   VNインデックスは今週前半も上昇するでしょうが、8月に入れば、中銀の毎日の
公開市場操作の結果と、月間貸付残高をしっかりとフォローしておく必要があるで
しょう。第2四半期末以降、月間貸付成長率が大幅に下落している可能性が高い
からです。

   バオベト証券コ[銘柄コード:BVS]

   投資家がまた興奮しています。調整局面は長期的投資家が基盤となる財務指数
が良好な銘柄を購入するチャンスであったのに対して、VNインデックスが反発する
時期は、長期的な展望が低い銘柄の保有率を引き下げるチャンスだと言えるでしょう。

   需給関係の方向性が定まっていませんが、流動性が高まれば、それは短期的上昇
傾向を裏付けます。投資家はその時期には株式保有率を引き上げるべきでしょう。

   エリオット論理の第5波が確立されるために、MFIは平均レベルから抜け出す必要が
あります。VNインデックスが今週初めに上昇し、第3節にも上昇して、売買高が3,500
万株程度となれば、エリオット論理の第5波が確立されるでしょう。

   そうなれば、VNインデックスの直近の上値抵抗線は480~488レベルとなり、第3波
のピーク520レベルへと上昇していくでしょう。


   バンベト証券

   今週にはS&P 500の企業140社の業績と多くの重要なマクロ経済指数が発表され
ますが、更に支援材料が出て来ることが期待できます。

   7月CPIは前月比0.52%上昇しましたが、6月の0.55%よりも僅かながら低いもの
でした。インフレ懸念が一先ず回避されたことで、株式市場から離れた投資家の多く
も戻りつつあります。

   今週には流動性が改善され、VNインデックスは更に上昇するでしょう。


  vneconomy.vn, 13:10 GMT+7, 26/7/2009

 
02.カテゴリー別 週間アクセスナンバーワン!ニュース
(7月20日~7月26日)

 
このコーナーでは、前週のベトナム株情(
http://www.viet-kabu.com)カテゴリー別アク
セス数No.1の記事を皆様にご紹介いたします。
ほかの読者はいったいどのような記事を読んでいるのか・・・?気になるところですね。
 
それでは、さっそくまいりましょう~。
 

セレクト<見る素材>
ベトナム証券市場、8月のチャンス
[2009/07/25 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news_d/vietselect/090725021250.html
 
  VNインデックスは3ヶ月間に亘って回復した後、1ヵ月半近く調整が入った。それに
加えて2009年度貸付成長率の目標が30%から25~27%に下方修正され、消費
ローンへの監督も強化され、更に預金準備金利に対する年利が3.6%から1.2%に
引下げられたことが株式市場に悪影響を及ぼしている。しかしこうした政策も、長期
的な視野に立てば、持続的な成長をサポートすると考えられる。

   上半期インフレ上昇率はコントロールできたが、下半期のインフレ高騰再発を抑制
するためにも、貸付成長率を下方修正したのは必要なことであり、かつ合理的なもの
であろう。

   なぜならば、証券市場の安定性を維持するためにも、インフレを抑制し、大きな変動
を引き起こさない努力が必要となるからである。

   それでも、ドン建て預金準備金に対する金利が年利3分の1に引下げられたという
ことは、金融機関は最も困難な時期を乗り越えたということを意味している。金融機関
の利益に悪影響を及ぼすことなく、むしろ
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セレクト<見る素材>
海外投資家の買い越しが続く中で
[2009/07/24 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news_d/vietselect/090724085116.html

  ホーチミン市証券[銘柄コード:HCM]のフィアグラ・マッケナ(Fiachra Mac Cana)
リサーチ部長は、資金が豊富な海外投資家が、市場変動に左右されずに、買い越し
を続けているとの認識を示した。

   ホーチミン証券取引所(HOSE)及びハノイ証券取引所(HNX)が大幅に下落した
今週月曜日に、フィアグラ・マッケナ部長はテクニカル分析結果に基づけば、VN
インデックスが350レベルに下落する可能性があることを指摘していた。

   しかしながらこうした状況にあっても、海外投資家は買い越しを続けた。その一方で、
サイゴン証券[銘柄コード:SSI]、ロンベト証券、VNダイレクト証券等の1部の証券会社
だけが、投資家に対して、潜在力がある株式の購入をすべきだとアドバイスしていた。

   一般的には、海外投資家は市場の変動をはっきり判断できると考えられている。
ある大規模投資ファンドの社長は、「2009年末にかけては、市況はよりはっきりとして
来るでしょう。私たちは投機ではなく、投資を実施しているのです」とコメントしている。
非公式な情報によれば、ベトナムにおける海外投資ファンドは現金を10億ドル程度保
有しているとされている。もちろん投入するといっても、保有している資金全てを投入
するわけではなく、ポートフォリオの再構成を実施するということである。

   いくつかの有名なファンドは・・・・

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03.噂のうわさ話
 
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。
 
グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/adv/in/index.php?s=vietnam
「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
  
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ベトナム現地投資家のうわさ話・
不動産銘柄の巻!
(2009年7月16日発行 ベトナム株通信第772号より)
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 相場が連騰していますが、不動産銘柄も好調な動きを見せています。ソンダ工業
団地(SJS)
などは第3四半期に物凄い業績を予想しているようですね。
 
不動産銘柄■↑?
 
 不動産企業の今年第2四半期の業績は去年第2四半期と異なり、非常に改善され
ている。特に大きな投資案件を実施している企業で良好である。投資家はこのことを
知っているため、トゥリエム都市開発(NTL)ソンダ工業団地(SJS)ホアビンビル
(HBC)
ビナコネックス総公社(VCG)ソンホン建設(ICG)などの銘柄を多く購入して
いる。市場が少し安定してくれば、不動産銘柄の株価は急騰するだろう。

 

04.サイゴン・街角風景
 
毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「結婚式の贈り物です。
 


 

ベトナムの結婚式は、仏前や神前でとり行われる日本の結婚式とは違い、
新郎・新婦の家に親族が集まりそれぞれの先祖へ報告をする形式とのこと。
ベトナムでは、どこのお宅で結婚式が開かれるのか、知るのは簡単だ。
新郎・新婦宅の玄関先にはリボンや造花で飾られた華やかな門が前日から準備され
当日、新郎が乗る車も、同様にかわいらしく装飾されているからだ。
写真は、結婚式の贈り物(豚の丸焼き、ケーキ、果物、お菓子等)を新婦宅へ運ぶ人たち。

自宅バルコニーから撮影。

(photo by C*M)


 



今回は、ここまでです。
 
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」を宜しくお願いいたします。
______________________________
 
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情報に基づいておりますが、その正確性を保証するものではありません。投資の最終
判断はお客様ご自身でなさいますようお願い致します。
 
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